1 松本一彦真鶴町長に対する解職請求(以下、町長リコール)について

(1)「真鶴の未来と町長のリコールを考える会」は、令和5年3月7日に「真鶴の未来をつくる会」を設立し、地方自治法第81条に基づき、町民による自力解決の手段として、
町長リコールを実施することとします。

(2)署名活動期間は、令和5年5月10日から令和5年6月9日までの1カ月間を予定します。

(3)署名での目標数は2500筆とします。
※有権者6243名(3/1現在)の1/3である2081筆がリコール成立に必要な署名筆数となる。

(4)議会による不信任案が再提出・可決された場合等、特別な状況が発生した場合は、
町長リコールに係る諸活動を一時的に休止する場合があります。
その場合は、決定後、速やかに公表します。

2 町長リコールを実施する理由

(1)現在の真鶴町の混乱をさらに続けることは、町にとって大きな損失を生み続けることになり、
一日も早い解決が切望され、このような状況を生んだ松本町長の政治的責任は大きく、
町政を託すことはできないと判断したこと。

(2)真鶴町が設置した選挙人名簿等流出に係る第三者委員会では、
「町長の行為は、少なくとも5つの罪に問われるべき行為であると判断した」とされ、
さらに町が町長を告発するという前代未聞の事態を招き、
町政を託するにはふさわしくないと判断したこと。

(3)真鶴町議会での選挙人名簿不正持ち出し問題に対する説明は二転三転し、
町長として信頼性は失われ、真鶴町政に対する町内外の不信感は強く、
現在及び将来の真鶴町に大きな不利益を与え続けることになると判断したこと。

(4)今までの町政運営で明らかになった、役場の業務執行での町長としての判断及び議会や周辺自治体との調整等の行政運営における問題、
さらに町長就任以来の役場職員の大量退職と令和4年9月に実施された職員アンケート結果から明らかになった職員の状況等の役場の組織運営における問題より、
町政は機能を果たしているとはいえず、今後も町政を託すことはできないと判断したこと。

(5)町民意見交流会及び議会との意見交換会並びに町内団体等との意見交換では、
町長の交代を求める意見がおよそ8割を占めたこと

(6)真鶴町議会12月定例会で、町長不信任案」が否決され、
さらに、今後の「町長不信任案」の再提出の見通しが立っていないこと。

4 今後の主な予定

①5/9  真鶴町選挙管理委員会に請求代表者証明書の交付申請をします。
②5/10 署名活動を開始します。
③6/9  署名活動を終了します。
④6/13 法定署名数に到達したと判断した場合は、真鶴町選挙管理委員会に署名簿等を仮提出します。

※本日以降署名活動終了まで、署名に係る広報啓発活動として、
集会的活動及びホームページの活用並びにチラシの配付等の活動を予定しています。

町長リコールに対する町民の皆様のご理解と署名活動へのご協力をお願いいたします。

令和5年3月24日
真鶴の未来をつくる会
会長 青木 嚴